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アンプ設計の常識を破壊する。新世代ハイブリッド・アンプ
💡 プロジェクトの核心:DTC (Dynamic Tube Control)
folsomhet Guitarsが目指すのは、単なる真空管とDSPの直列接続ではありません。DSP(デジタル信号処理)が物理的な真空管パワーアンプの動作をリアルタイムで制御する、革新的なシステム DTC (Dynamic Tube Control) の実現です。
1. 完璧なアナログ・レスポンスの追求
私たちは、デジタル処理を意識させない「生きた」アナログのフィーリングを最優先しています。企画段階において、DSPと真空管パワーアンプの接合部におけるレイテンシーとダイナミックレンジの目標値を極限まで設定し、設計を進めています。最高品質のA/D・D/Aコンバーターの選定は、音の遅延を感じさせない、瞬時に反応するトーンを保証するための基盤です。
2. 真空管の「動的」最適化
DTCシステムの中核は、真空管の動作パラメータを演奏状況に応じて瞬時に調整する能力です。
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制御対象の検討: 従来の固定された回路設計を脱却し、真空管のバイアス電圧、負帰還(NFB)量、さらには電源電圧(パワーサグの再現)など、複数の重要なパラメータを動的に制御する回路を設計中です。
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アナログ・フィーリングの最大化: これにより、クラスAのルーズでサチュレートした挙動から、クラスABのタイトで高出力な挙動までを、一つのアンプで物理的に切り替え可能にし、サウンドモードごとに最適なアナログレスポンスを提供します。
3. 全てのサウンドを内包するパレット
この動的制御アプローチにより、アンプは時代やジャンルを超えた全てのトーンを完璧にカバーします。
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ヴィンテージ・トーン: 低いNFB設定やサグの再現による、愛すべき「粘り」のあるトーン。
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モダン・トーン: 高いNFB設定と安定した高電圧供給による、クリアで強力なレスポンス。
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folsomhet フュージョン: DSPと真空管が協調し、ヴィンテージの倍音の豊かさとモダンの明瞭度を戦略的に融合させた、folsomhet独自の革新的なサウンドダイナミクス。
🔍 信頼性の高い未来へ
このプロジェクトは現在、最先端のDSPチップの選定、高品位なカスタムトランスの仕様決定、そして複雑な制御アルゴリズムの開発という、最も重要な初期フェーズにあります。folsomhet guitarsは、アンプの性能限界を押し広げ、ギタリストの創造性を解き放つ新しいスタンダードを創造しています。
続報にご期待ください。このアンプが完成したとき、あなたのトーンの概念は書き換えられます。