足元に火
- xas abra records
- 3月26日
- 読了時間: 1分
足元に火が、燃えているのに
見ぬふりして、また歩き出すのか
「大丈夫」と笑う、他人の声に
焼け焦げる靴で、夢を追いかける
炎は小さくて、目立たぬけれど
冷静な顔で、心は焦げ付き
「これはただの熱気」と言い訳しながら
軽やかに踊る、その姿滑稽
喧騒の中で、自分を隠し
真っ赤な炎も、自信を持って隠す
社会の圧力、大事なことだと
見えない火種を抱えて生きる
金色の未来、輝いているぞと
背中を押されて、その場から逃げず
どうせいつかは、燃え尽きる運命と
知りつつも進む、この道はおかしい
手放せば楽になる、そんな予感がしても
「まだ大丈夫」と思考を麻痺させて
結局は足元で、小さな火花が
無視されたまま、夜空へ舞う
だから今日もまた、新しい靴下で
踊り続けよう、この愚かな舞台で
足元に火があっても構わないさと
笑顔の裏には、ほろ苦い真実がある。
